万華鏡

例えばそれがまやかしだとしても

1周年

このブログのタイトルは「万華鏡」、ブログのURL「kaleidoscope」も同じ意味を選びました。
お花畑で盲目だと思われるかもしれませんが、私の中の濱田くんのイメージは万華鏡です。くるくると表情が変わる、いつも違う景色を見せてくれる、明るくてキラキラしててかわいくて楽しくて見ていて飽きない、私はそんなイメージを濱田くんに抱いています。
それはジャニーズWESTにもいえることで、パッと見は7色カラフルすぎてガチャガチャうるさく見えるかもしれない。でも7つのパーツをひとつに集めてそうっと覗くと、個々の色をちゃんと主張しながら光りつつ、どの組み合わせでも違う色でキレイに輝く。同じ組み合わせでも見るたびに新しい色を見せてくれる。もし万華鏡自体を個人と例えるならば、内に秘めた闘志や努力、表には出さない顔、真面目な部分や繊細な部分も、覗き込めばもしかしたら見えるかもしれない。逆にいえば見たくないことも悪いところも見えてしまうかもしれないというリスクもあるけれど。
でもそれってやっぱり第一印象だけでは分からないことだし、深く知ろうとして覗き込まないと見えてこないことだと思うから、ジャニーズWESTが少しでも気になったひとに良いところも悪いところも知ってもらえる機会が増えればいいなと思います。
もちろん私たちファンが知っていることなんて微々たるものだし、もしかしたら今見せている顔は偽りなのかもしれません。でも、それでいいのだと思います。だからこそ楽しい。ちょっと知った気になってるとすぐ知らないことが出てくる。自分知らない過去、自分の知らない現在、そしてまだ誰も知らない未来。そうしてまた新たな発見がたくさんあって、その度にまた好きになる。私は濱田くんに知ることの面白さを教えてもらったような気がします。

すこしだけいやな話をすると、未だに「格差」という言葉を度々目にします。鈍感なのか私には騒ぎ立てる程それを感じられないけれど、「格差がなくなる」と「平等」はイコールでは繋がらないと思うのです。本当の平等なんて芸能界には存在しないだろうし、平等に歌割を貰えて、平等にカメラ割りがあって、平等に役が付いて、全てが7等分。でもきっとそんなのつまらない。私は、誰もが1等賞になれるかけっこやみんなが主役のシンデレラなんてあまり興味がありません。
もっといやな言い方をすると、歌が上手いひとだけが花形パートをもらえるわけではないし、演技が上手いひとだけが主演になれるわけではない。美形だからって1番人気だとは限らないし、面白くないひとだって笑いを任される。自分の立ち位置を極めるもよし、新たなことや得意なことに力を入れて居場所を確立するもよし、それは本人が決めることだからとファンは見守るしかないと思っています。例えそれが間違っていると見えたとしても。
ダメ出しや不満を言うことが悪いということではなく、逆に負のエネルギーがパワーになるひともきっといるでしょう。でも私は、悪いところばかり探すより良いところをたくさん見つけたい。ゴールのない長い道のりだからこそちょっと寄り道やまわり道をしてもいいんじゃないかなって。もしかしたらそれが近道だったりして。変わらないものも変わりゆくものもこぼさず受け止めたいと思うのは欲張りでしょうか。彼らがそれを横並びの7色と言うならば素直にそう感じたいし、困難に立ち向かってそこへ並んでくれた彼らにありがとうと伝えたいです。

『おれらはみんなの味方や』
ええじゃないかのMY BEST CDのブックレットに記載されていた濱田くんの直筆メッセージです。今日久しぶりに見たらやっぱり嬉しかった。なにわぶ誌のファンへのメッセージもそうだけど、濱田くんは絶妙なタイミングでファンが欲しい言葉をくれる時があります。大好きなアイドルにこんなこと言ってもらえるなんて純粋に嬉しい。そして私も、いつだって濱田くんの味方でいたいと思うのです。

ジャニーズWESTの強みのひとつに仲が良いことがあげられると思います。このままずっといつまでも仲良しでいて欲しい。でもこれから先、仲が良い故に些細なことでぶつかったり今の関係性とは変わってしまうことがきっとあるでしょう。いつか訪れるかもしれないその時には大先輩の錦戸くんのこの歌詞を贈りたいです。
無理に一つにならずに
混ざり合えない日はそのままでいい
一人一人が持つ色だから
鮮やかなマーブル描けばいい
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ジャニーズWEST、デビュー1周年おめでとうございます。たくさんのひとに長く愛されるグループになりますように。